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2019.10.25

平屋住宅の3つの得と悩み

こんにちは。 マーケティング課の山田です 今日は「平屋住宅の3つの得と悩み」についてご紹介いたします ----------------------------------------------------------------------------------- 家づくりを検討されている皆さんは2階建ての家をご希望ですか? それとも平屋の家をご希望でしょうか? 現在、一戸建ての住宅としては土地の面積が狭くても 部屋数を確保しやすいことから2階建ての住宅が主流です。 ただ、最近では、核家族化や高齢化社会が進んだこともあり、 「コンパクトで自分たちに合う生活がしたい」、「ワンフロアの生活は年を取っても楽そう」 と平屋での暮らしを好む人が増えてきています。
実際、下図にもあるように居住専用住宅に占める平屋の割合は 2017年度では9.3%と1割に近い数値になっています。 2010年度と比べると1.5倍以上も増えており、 平屋の家の人気が高まっていることが分かります。 図タイトル
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元資料

そこで今日は平屋にすることで得すること、損することをご紹介します。
まずは得することからご紹介します。 得① ワンフロアでの生活なので、完全バリアフリーにでき、老後も生活しやすい 平屋の良いところを想像したときに一番に思い浮かぶのが、 「老後の生活が楽そう」ということではないでしょうか? 実際、「2階の寝室へ行くため」「洗濯物をバルコニーへ干すため」と階段を上り下りするのは年を重ねると辛くなってきますよね。 平屋では完全バリアフリーにすることも可能なため、階段の上り下りがなくなることはもちろん、小さな段差による転倒や怪我を防ぐことができます。 また、ワンフロアの平屋は部屋同士の行き来がしやすいため、家事動線も自ずと良くなります。1階と2階を分断する階段の掃除がなくなると同時に、1度に家中をまとめて掃除しやすいと言われています。 大田様邸 (61) 大田様邸 (13)







得② 階段がない分、スペースを有効活用できる 2階建ての場合、階段のスペースが必ず必要です。最近では階段下のスペースも収納等として使い、有効活用されるようになりましたが、それでもデッドスペースは出てしまいます。一般的に階段は畳2枚分のスペースが必要です。それに加え、階段につながる上下階の廊下のスペース、また2階にトイレを設置したい場合はその空間も必要なので、4帖~5帖程度のスペースが2階建てと平屋建てでは差が出てきます。平屋であればその空間を書斎や納戸、もしくは家族の趣味のスペースとして使うこともできます。
得③ 2階建てより構造的に安定しやすい 平屋は2階建てと同じ面積の建物を建てる場合と比べて、地面に接している部分が大きくなります。その分、一点に集中する重力を分散できるため、平屋は構造的に安定しやすいと言われています。地震大国と言われる日本では耐震の対策は重要です。そのため構造が安定していることは安心材料の一つになると言えます。 重力イメージ






では、逆に平屋にすることで悩むことを挙げていきます。
悩み① 部屋数を増やすためには広い敷地が必要 平屋で一番に悩まれることは、「広い敷地が必要になる」ということではないでしょうか? 2階建ての場合は、敷地の面積が広くなくても2階へ部屋を取るようにすれば、 1階の面積を抑えることができます。 しかし、平屋は全ての部屋が1階になるため、2階建てと同じ面積でも敷地に対して建物の面積が大きくなりがちです。そのため、平屋で部屋数をたくさん取りたいと思われている方は相応の広い敷地が必要になってきますが、部屋の取り方や大きさを調整したり、ロフトや蔵といった空間の工夫をしたりすることで解消できる場合もあります。 IMG_4260





悩み② 2階建ての家と比べると同じ面積であれば、建築コストが高くなりやすい 悩み①でもあるように、平屋は地面に対する面積が2階建てに比べて大きくなるため、基礎の面積や地盤改良の範囲が増えます。また基礎と同じように屋根の面積も大きくなるため、建築コストが高くなりやすいと言えます。平屋だと必要がない階段や2階用のトイレ・廊下等の部分を減らすことで、同じ部屋の大きさでも全体の面積を減らし、建築コストの上昇を抑えることはできます。
悩み③ 敷地や周辺環境の影響を受けやすい 平屋はどの部屋においても屋外との距離が近いため、プライバシーの確保や防犯面での対策は必要です。周りの視線等を考慮し、目隠しのフェンスをつけたり、防犯面を考慮し、窓を割れにくい2重サッシや防犯ガラスにしたりすることも検討しましょう。また、周りに高い建物等があると日当たりに大きく影響しますので、周りの環境も合わせて確認し、間取りをプランニングする必要があります。
平屋による得すること、悩むことをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? 平屋の悩みとして例に挙げたものも考え方やプランニングの工夫で 解消できることもあります。 平屋の建築を悩まれている方は建物のプランニング、土地の探し方等、ご相談に乗りますので、お気軽にご連絡ください。 IMG_4251







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