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外壁はKMEWの光セラ「ピスティ」、色はタウンチタンブラウンをご採用。奥さまお好みの落ち着いた印象に仕上がりました。

ご夫婦ともに靴を多くお持ちで収納はしっかりと設けたい、とのご要望をいただきました。収納量を優先するために、通路を作らずSICを広く確保しました。

LDKは空間に変化を付けたいというご主人のご希望から、キッチンからダイニングにかけて天井に段差をつけています。カラーは大胆に黒色を選択。空間が引き締まり、LDK全体にメリハリが生まれました。

生活感の出やすい脱衣室は来客から見えないようにしたい、とのことから洗面は独立した造作洗面台に。ミラーは左右にスライドできるので使い勝手が良く、小瓶などをあえて見せても様になります。シンプルで美しい洗面スペースです。

フルフラットキッチンの見た目の美しさと、奥行きが970mmとゆとりがあることを考慮し、あえてオイルガードを取り付けませんでした。これはインテリアコーディネーターからの提案をご採用いただきました。調理時の油跳ねも特に気にならず、お掃除がラクで快適、と奥様。

お洗濯は主に外干し派のご家庭なので、ウッドデッキが活躍。室内と外との繋がりを重視して、ダイニングからもリビング側からも出られるようにしています。ご家族のリラックスタイムや、夏にはお子さまのプール遊びにも重宝します。

ダイニングテーブル上の細長いペンダントライトがアクセントになっています。カウンターは、将来的にお子さまの勉強スペースとして活用される予定です。

ダウンライトではなく、細長いライン状の照明を取り入れました。キッチンの背面収納とカウンターを同じ高さにすることで目線がスッキリとする上、作業時や物の移動に係るちょっとしたストレスが軽減されます。背面収納の上の固定棚も相まって、直線的で美しい空間に仕上がりました。

ニッチは照明等のスイッチ類の他に、鍵を掛けるキーフックを取り付けて収納力を高めました。スイッチをつけたり、鍵を取ったりといった日常の動作がしやすく、さらにリビングからは見えづらい位置にあるのがポイントです。

WICの奥は、カラフルな鳥と植物の絵柄のクロスをご採用。奥さまの一目ぼれで即決されました。大胆な柄のクロスもWICなどのご家族だけが使う小さな空間なら、思い切って挑戦することができ、毎日目にすると愛着もより湧きそうです。

家具は統一感を持たせたいとクラッシュゲートでまとめました。無骨なアイアンと木の素材感が、シンプルなLDKに良く映えます。

家族が集まるリビングやダイニングは広くゆったりさせたかったんです、と奥様。LDKは18.5帖ですがそれ以上にスッキリと見えるのは、使いたい所に物を仕舞える「収納計画」と生活感を見せない「隠す収納」を日々実践されているお施主様の賜物です。