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2020.01.27

家の強さは「基礎」で決まる

「基礎」とは文字通り住宅の基本であり、建物の足元を支える重要な部分です。 日本はいわずと知れた地震大国。安心・安全な家をつくるためには、構造はもちろんですが、基礎の強さも大切になってきます。 今回は、基礎の種類やそれぞれの特徴をご紹介いたします。

そもそも、基礎とは・・・

「基礎」と聞いても、具体的にどこを指すのがピンとこない方も多いかと思います。

基礎とは、「住宅の外壁下部のコンクリートの箇所」にあたります。家の荷重を地盤に均一に伝えるための構造を担う、重要な役割なのです。

「木造住宅だから、コンクリートの基礎は関係ない」と思いがちですが、木造住宅でも基礎は鉄筋コンクリートで作られます。

基礎が弱いと、長年の間に建物が傾いたり、地震などで被害を受けやすくなるのです。  

基礎には大きく分けて2種類あります

基礎工事で多く採用されているのが、ベタ基礎と布基礎。それぞれの違いや特徴について、ご紹介いたします。




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●ベタ基礎 基礎の立ち上がりだけでなく、底板一面が鉄筋コンクリートになっていること。 家の荷重を底板全体で受け止め、「面で建物を支える」のが特徴です。 メリットとしては、地面をコンクリートで覆うので、地面から上がってくる湿気を防ぎ、シロアリも侵入しにくくなります。さらに、すべてに鉄筋が入るため、クラック(ひび)が入りにくいです。 デメリットは布基礎に比べ、コンクリート量、鉄筋量ともに多く、コスト高になります。 最近の住宅では、こちらを採用する方が多いです。              

●布基礎 それぞれの基礎の通りが独立した構造を布基礎と言います。

「線で建物を支える」ようなイメージです。 ベタ基礎との違いは、地面全体をコンクリートで抑えてしまうか(→ベタ基礎)、しまわないか(→布基礎)です。

メリットは、ベタ基礎に比べて費用がかからないこと。デメリットは、しっかりとした処理を施さないと湿気があがりやすく、シロアリの侵入の恐れも。              

基礎の強度や耐久性は、施工密度に大きく左右されます。鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さが足りないと、ひび割れから入った水分で鉄筋がさび、膨張してコンクリートを破壊することも。 施工には細心の注意が必要なのです。 アイムの家では、ベタ基礎を採用し、地盤面からの高さ40cm、外回り基礎幅15cmと強度と防湿の2つの面から日本の四季を考慮した造りとなっています。 さらに軸組の各接合部にはホールダウン金物等の引き抜き防止補強金物を使用し、より強固な構造を実現しています。


アイムの家の安心の施工体制についてはこちらのページをご覧ください→https://im-c.jp/quality-performance/

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