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2017.01.30
注文住宅と建売住宅を検討する上でのポイント
「岡山県内で一戸建てを建てたいと考えているけど、注文住宅と建売住宅どちらにするべきなの?」と、お悩みの方もいるはず。 そこで注文住宅と建売住宅のそれぞれのメリット・デメリットをプロの視点でまとめましたので、住宅の購入をお考えの方はぜひ参考にしてください。
注文住宅のメリット
注文という名前の付く通り、建てる方の自由に設計できるという点が一番のメリットになります。例えば「キッチンは広々で使い勝手をよくしたい」、「子供部屋の壁紙にこだわりたい」、「趣味を楽しめるような家にしたい」など施主のこだわりを活かしたオーダーメイド住宅が建てられるというのが注文住宅の良さになります。あとは、建築中の現場を確認できるというのもポイントになります。大工さんや現場の関係スタッフに質問をするなどコミュニケーションを図りながら自分たちの家が出来上がるまでを見ることができるため安心できます。
注文住宅のデメリット
建売住宅の場合は契約後すぐに入居できることがほとんどですが、注文住宅の場合は契約から打合せ、着工、引渡しまでにある程度の期間を要するためすぐに入居できないというのがデメリットとして挙げられます。また、建売住宅と比較した場合コストが割高になりやすい点もデメリットとしては挙げられますが、注文住宅の場合は材料や仕様を選ぶこともできるためこだわる部分には費用をかけ、こだわらない部分には費用を抑えることでトータルでかかる費用を抑えることができます。
建売住宅のメリット
建売住宅のメリットとして挙げられるポイントは2つ。 まずは価格面についてですが、例えば建売住宅の場合、岡山市内であれば土地と建物、諸費用を含めても1,000万円台で購入できる物件はあります。注文住宅の場合、岡山市内に建築するとなれば土地と建物、諸費用を含めれば最低でも2,000万円台にはなってしまうためとにかく安く家を建てたいという場合は建売住宅を選ぶべきでしょう。そしてもうひとつのポイントが契約後の入居がスピーディーだという点です。 建売住宅の場合、すでに完成している家を購入するため当然契約後の打合せや工事が必要ありません。そのため、とにかく早く新築に住みたいという方は建売住宅を選ぶべきでしょう。
建売住宅のデメリット
建売住宅の場合、完成した状態の家を購入するため間取り変更や設備変更、好みの仕様にすることが出来ない点がデメリットとして挙げられるでしょう。また販売する会社としても購入してくれる方が限定されないよう画一的な建物になりがちなため隣家と変わらないデザインであったり、個性がなかったりという点で購入後に「やっぱり注文住宅で思い通りに家にするべきだった」と後悔してしまうケースもあるようです。 そして、建売住宅の場合は着工時から工事の様子を確認することが難しいのでしっかりと施工されているかが分からないというのも気になるポイントです。建築中では当たり前である仮囲いがされていない、また玄関先で大工さんが喫煙をしているなど注文住宅の建築現場ではまず見られない光景を目にすることもありますので、建売住宅を購入する際はしっかりと確認した方がよいでしょう。
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