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2017.02.15
自然を感じる暮らし〜パッシブ設計とは〜
家づくりの中には、エアコンなどに頼らず風や太陽の光といった自然エネルギーを最大限に活用して快適な暮らしを実現する「パッシブ設計」という考え方があります。体への負担が少なく、健康な暮らしをしたいという方にオススメです。今回はパッシブに配慮した間取りをご紹介していきます。
太陽光が差し込まない部屋や場所でも、日が出ている限りは照明に頼らなくても暮らせることが快適な住まいの条件です。そのためには、太陽の光を間接的に取り入れて、室内を明るい光環境とすることが大切です。反射・拡散された太陽の光は、まぶしく変化の大きい直射項に比べ、程よい明るさで安定しており、心地よく良好な光といわれています。
北側の部屋でも、大きめの窓を高い位置に設ければ、外部から効果的に明るさを得ることが出来ます。また、部屋同士を区切る間仕切りや出入り口も、ガラスなどを使うことで光を通すつくりにすれば、家の置くまで光が届き程よい明るさとなります。 自然と触れながら暮らすパッシブ設計は間取りの随所に工夫がたくさん詰まっています。体にやさしく、心豊かに暮らす家に住みたいものですね。
風の通り道を作る
風通しの良い家は、夏も涼しさを感じられて気持ち良いですよね。夏の湿気と温度を抑えるには、南北に吹く風の通り道を作ることが重要です。そのためには、建物の配置計画と間取りの両方に配慮しなければなりません。家の中の風の通り道のイメージ
風を活かす間取りとは?
風通しの良い家は、夏も涼しさを感じられて気持ち良いですよね。夏の湿気と温度を抑えるには、南北に吹く風の通り道を作ることが重要です。そのためには、建物の配置計画と間取りの両方に配慮しなければなりません。間取りで配慮すべき点は、まず風の入口・出口となる、南北窓の大きさのバランスです。入口が大きくても、出口が小さくては十分な通風は期待できないので、なるべく近い大きさの窓を設けることが必要です。併せて入口と出口がストレートに繋がる位置関係となるようにすると、風の通り抜けが良くなり、心地よい風が抜けていきます。また、吹き抜けなどで、上下に流れる風の道も有効です。日照と間取りで採光の良い家を目指す
日照とは、太陽光が建物や部屋を直接照らすことをいいます。 日照を確保するのが難しい建物の形状や配置、間取りを工夫することで、太陽の恩恵を少しでも多く得たいものです。太陽光が差し込まない部屋や場所でも、日が出ている限りは照明に頼らなくても暮らせることが快適な住まいの条件です。そのためには、太陽の光を間接的に取り入れて、室内を明るい光環境とすることが大切です。反射・拡散された太陽の光は、まぶしく変化の大きい直射項に比べ、程よい明るさで安定しており、心地よく良好な光といわれています。
建物を西側に寄せることで、リビングは正午以降の南側隣家の影を免れています。
また、ホームランベース型のプランにすることで、キッチンでは南東側の窓からも午前の日照が得られます。
北側の部屋でも、大きめの窓を高い位置に設ければ、外部から効果的に明るさを得ることが出来ます。また、部屋同士を区切る間仕切りや出入り口も、ガラスなどを使うことで光を通すつくりにすれば、家の置くまで光が届き程よい明るさとなります。 自然と触れながら暮らすパッシブ設計は間取りの随所に工夫がたくさん詰まっています。体にやさしく、心豊かに暮らす家に住みたいものですね。