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2017.03.28

新築時に取り入れたい憧れの床暖房。本当に快適なの?

まだまだ寒さが残るこの季節、暖房器具は必須ですよね。 しかし、ファンヒーターやエアコンなどでは「熱風が苦手」や「部屋ごとの温度差ができてしまう」といった声も聞かれます。 そこで今回は、新築の住まいでぜひ検討して欲しい「床暖房」についてご紹介します。f186b1b140c4979ead049fd2ed03e4c8_m







ムラのない暖かさが魅力の放射暖房

室温が低めでも、放射熱があれば人は快適に感じられます。その放射熱を使った暖房が「床暖房」です。 ファンヒーターやエアコンなどはまず空気を温めますが、暖かい空気は上にのぼり足元は冷えたままになりやすく、乾燥もしやすくなります。 一方で床暖房は、床から放射熱を出して直接物質に熱を伝えるため、人間はもちろん、天井や壁もその熱を受けて温まり、それ自体がまた放射熱を出すようになります。 これによって、室内全体で上下の温度ムラが少なくなるのです。 スクリーンショット 2017-02-17 18.03.53





放射熱の効果で、実際の室温よりも暖かく、快適に感じられます。 室内では燃焼を伴わず空気が汚れないこと、機器の放射面は床下に隠れるので、設置場所をとらないことも床暖房の魅力です。 この床暖房、熱源の違いなどにより、いくつかの種類があります。 スクリーンショット 2017-02-17 18.02.14






床暖房を効果的に使うには

床暖房は、吹き抜けや高天井など足元が暖まりにくい空間に最適です。 水まわりの床に設置すると、冬の朝支度の辛さを解消できます。 その反面、温度の立ち上がりが遅く、部屋が暖まるまでに時間が掛かるという短所があります。 また、初期費用が掛かることも当然考えなければなりません。 11802ba0b62a1bfd3f1f6c4979212641_m





主暖房とするには部屋面積の60〜70%以上に施工する必要があります。 また、住宅の断熱性能も、次世代省エネルギー基準など、ある一定の高さが求められます。 床下は熱が逃げないよう必ず断熱し、床材選びにも注意しましょう。 スクリーンショット 2017-02-17 18.02.24




最近では新築に床暖房を採用する方も増えてきています。 オプションとなる場合がほとんどですが、快適性や省エネ性能で、非常に満足度の高い設備なんです! 新築を建てるときこそ、床暖房を検討する大チャンスです!
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